こんにちは。上尾市のお習字教室✏︎もじもじのかどいです。
学校の書写で毛筆の授業が始まると、「持ち帰ってきた筆のお手入れ、どうしたらいいの?」と悩むこともありますよね。初めて自分で洗わせるのは少し不安かもしれませんが、筆洗いはお子さんが自分の道具を大切にする練習として、とてもいい経験になります。
失敗しても大丈夫!手順を覚えると、子どもたちはびっくりするほど上手に洗えるようになります。このブログでは、子どもたちが楽しく学べる筆の洗い方をご紹介します。ぜひ一緒に読んで、お子さんが「できた!」と自信を持てる瞬間を見守ってあげてください。
それでは、ここからはお子さんへのお話です!
◼️ 筆の洗い方 子ども編
はじめに:どうして筆を洗うの?
書写の授業が終わったあと、筆をどうしていますか?実は、墨が残ったままだと、筆の毛が固まってしまって、次に使うときにきれいな線が引けなくなってしまうんです。毛先がバサバサになったり、思った通りに書けなくなったりすることもあります。
でも、きちんと洗えば筆はふわふわに戻り、書きやすさもバッチリです!それに、道具がきれいだと気分よく次の練習に取り組めますよね。きれいな筆は、次にいい字を書くための第一歩。洗い方を覚えて、さっそく試してみましょう!
次は、筆を洗うために必要な道具を紹介します。
用意するもの
筆を洗う前に、まずは用意するものをそろえましょう。準備がしっかりできていると、洗うのもスムーズに進みます。
洗う場所
- 明るい洗面台
→ 流水を使って筆の墨を落とすので、洗面台がぴったりです。周りが明るいと、筆の汚れがしっかり落ちているか確認しやすいですよ。
用意するもの
- ぞうきんまたはペーパータオル
→ 洗った後の筆を拭いたり、周りをきれいにするために使います。
必要に応じて使うもの
- あればエプロン
→ 服が汚れるのが気になる人は、エプロンや暗めの服を着ておくと安心です。書写の授業があった日なら、すでに暗めの服装かもしれませんね。 - バケツや小さなボウル
→ 洗面台ではなく別の場所で墨を落とす必要があるときに便利です。使った後はバケツ自体も墨を落とす必要があるので、必要な場合だけ使うのがおすすめ。 - 洗面台を洗うためのスポンジや古い歯ブラシ
→ 墨で洗面台が汚れることがあるので、最後にきれいにするためのスポンジやブラシを準備しておくと安心です。
これで準備はバッチリ!次はいよいよ筆の洗い方を見ていきましょう。簡単なステップでスッキリきれいにできるので、安心してくださいね!
ステップ1:墨をざっくり落とそう
まずは筆についた墨をざっくり落とします。この段階で墨をある程度落としておくと、次の洗い方がスムーズになります。
- 洗面台で直接流す場合: 添えた手のあたりに水を流して墨を流します。
- バケツやボウルを使う場合:
水を入れたバケツやボウルに筆を入れて、軽く動かして墨を落とします。
→ ゴシゴシしないように注意!優しく動かすだけでOKです。
墨が大まかに落ちたら、次のステップに進みましょう。
ステップ2:水道の水で根元をきれいにしよう
筆の根元に残った墨が固まると書きにくくなるので、丁寧に洗いましょう。
- 筆を手のひらで軽く支え、水を流します。
→ 直接水を筆に当てると毛先が広がることがあるので、手のひらに水をあて、優しくなでる感じで流します。 - 根元を軽く押して、たまった墨を押し出します。
→ 指で軽くなでながら洗うのがポイントです。 - 墨が完全に出なくなるまで繰り返しましょう。
- 洗い終わったら、全体を軽く絞って水気を取ります。
ステップ3:毛先を整えて乾かそう
洗い終わったら、毛先を整えて乾かします。ここを丁寧にすることで筆が長持ちします。
- 筆の毛先を指で軽く整えます。
→ 毛先がばらついている場合は、手のひらで優しくなじませると形が整います。 - タオルやペーパータオルで水気を軽く取ります。
- 毛先が下を向くようにして吊るして乾かします。吊るす場所の例としては、室内物干しや壁に設置したフックがおすすめです。
→ 外に吊るす場合、日光が直接当たると筆が傷むので、避けた方がいいです。室内で風通しの良い場所がベストです。
これで筆がスッキリきれいになりました!次の書写の時間がもっと楽しくなりますね。最後に、洗面台が汚れている場合はスポンジなどできれいにしておきましょう。これも大事な仕上げです!
今回の方法を参考に、ぜひ筆洗いをチャレンジしてみてください。
次回は、筆洗いでよくある失敗や、さらに上手に洗うコツについてお話しします。親御さん向けの記事も公開予定なので、ぜひ一緒にチェックしてみてください!お楽しみに!
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